企業の協力を得て開催する実習付き仕事講座です。興味や関心のある仕事に一歩踏み込こんで、仕事の実際や魅力を体験していただきます。

■講習会 9月9日(土) みんなのキッチンにて 
■実習 9月30日(土) 都筑民家園にて(地域支援事業として協力)
いずれも10時~12時

本日は講習会(座学)
講師:石井造園株式会社(横浜型地域貢献企業)代表取締役 石井直樹氏、造園部 原竜一氏

ロクマルの某スタッフ曰く、石井社長は男が惚れる男。
ロクマルへのメッセージに心をわしづかみにされた参加者も多いのでは。

参加者は50代~60代中心に18名。いつも女性が多勢占めているロクマルの催しですが、今回は男性が9割。仕事にしてみたい、自宅の庭やご近所の庭の剪定もできるようにしたいという方も。
子どもも巣立ち、定年を意識する50代、定年を迎えた60代はまさに働き方・生き方変えどき。この学びを機に、やりたかったことを実現してほしいと思います。石井造園では、条件が合えば採用への道もあるそうです。企業の側から「ロクマルからのチャレンジ」を後押ししてくれています。

石井社長からはロクマルに期待する熱いメッセージ!
「剪定を趣味と言わずお金になる仕事としてください。
これからの高齢社会をけん引するぐらいの勢いで」

造園の技術的なことはやっていけば身につくこと。まずは「働き方」について思うところを話したいと石井社長。日本的なものづくりの姿勢、自然観、何をもって幸せとするかなどまで言及。ちなみに従業員を送り出す言葉は「毎日が1点ものの仕事。お客様の喜びにつながるかイメージして来いよ」
ロクマルからの働き方についてはこんなことも。「定年後も働いて納税する。そのぐらい自分の仕事に価値をつけて、地域にがっちりお返しを」

剪定に関してはこんな言葉が印象的でした。
「美しさは誰が決めるのか。それは自分で決める。つまり自分軸を持つこと。それには本来の樹形を知ること」。さらに「個々の美しさと全体との調和も大事」と。
そんな石井造園さんの今年の社員旅行先は、日本庭園で有名な島根県の足立美術館。造園のプロたちはどんな視点で観てくるのでしょう。プロと庭を観る機会を持ちたいものです。

道具の説明
原さんからは、剪定の道具やプロおすすめのグッズの紹介が。
次回の実習に向けて気持ちが高まります。