2020年10月17日(土)
ロクマルからの挨拶
ロクマル理事長より、「知ることで視界を広げていきましょう。そして自由な生き方を尊重しましょう。高齢者が社会をいきいきと生きていくことは、若い人たちへの励みにもなります」とのメッセージで学び直し塾3期が始まった。 まだまだ自分もこれからだ!と勇気をもらってのスタートとなった。
オンライン講座のためのメリハリのある話し方、質問の仕方のコツ
講師:入田直子さん
コロナ禍で急速に広まったオンラインでの繋がり。でもパソコンを通しての表情は固くなりがち。長く「NHKおはよう日本」でリポーターを務めた入田さんが、オンライン講座ならではの話し方のヒントを紹介した。
「自粛生活やマスク生活で顔の表情も衰えがち、そこで笑顔体操、お口体操、早口言葉で表情筋を鍛えましょう」
入田さんによる楽しいトレーニングで、PCの画面越しでも皆さんの緊張した表情が笑顔に。
話し方のポイントは4つ
- 一文は短く・・・ダラダラ話さない
- 間を取る・・・間は聞き手が内容を理解するための配慮の時間
- ゆっくり、はっきり・・・流暢に話しても伝わらない場合もあるので注意
- キーワードは強調する・・・大事な部分は少し高い声にして
質問をするときのコツも、この4つのポイントを踏まえて、最初に何を聞きたいのかをまず伝え➡次に自分の事情を伝える(分からない事について…なのか、更に詳しく聞きたいのか…など)
そして、「伝える」のではなく、「伝わるように伝える」こと。「相手への配慮が最も大切」ということを学んだ。
(受講者からの質問に対して)
伝えたい情報が沢山ある場合の伝えるポイントは?との質問に「何を一番伝えたいのかにまず焦点をしぼり、そこに楽しく肉付けをしていくように」とのアドバイス。
最後に
「オンラインでの繋がりは、自分の喋り方や表情の癖に気づく機会にもなります。新しく自分を高めていく機会と捉えて、新しい日常も楽しみましょう」
入田さんの具体的で楽しい講義を受けて、マスク顔でもマスク無しでも、明るい表情でコミュニケーションが取れる人になりたい、と気持ちまで明るくなった。