2023年10月25日(水)
防災講座を開催しました
一人暮らしの高齢者などが安否確認や避難支援を受けるための登録先を、都筑区(ささえあいカード)、横浜市(横浜市あんしん電話)、民間企業、それぞれ紹介されました。
地震対策の備蓄品も使い方の例を挙げて紹介されました。
特に重宝するのは段ボール。体に巻いて暖を取ったり、床に敷いたりは想像がつきますが、タンスと天井の間を埋めるように置くと転倒防止になるのだそう。より安全性を高めるためには、転倒防止の突っ張り棒などを使いましょう。
参加者が一番気になったのはトイレ問題。段ボール箱にポリ袋をかけ、ペット用シーツを敷くと簡易トイレが作れます。さらに、ポンチョを用意しておくとよいそう。避難所にトイレが支給されるのには時間がかかることも。外で簡易トイレを使う時に、ポンチョで隠れて、というわけです。
そして、やはりここが一番大事なポイントでした。日頃からご近所さんとコミュニケーションを取っておくこと。大きな災害が起きたら、全員が避難者かつ全員が援護者になります。助け合いできる関係性をつくっておきたいですね。
防災講座の案内
関東大震災から100年。今後30年の間に、首都圏直下型地震が起きる確率は70%と言われています。
シニア世代や、家族や近くにシニアの方がいる方は、どんなことに注意したらいいでしょうか。
日頃の備えは? いざ起きてしまったらどう行動する?
講座で学べるポイントの一部を紹介します。
・大きな災害が発生した時、一人暮らしで避難する事が困難な方、ケガをして動けない方など心配な方に知ってほしい、災害時要援護者の登録方法
・介護施設の備蓄品は必要最小限。
最も必要となる物、こんな物が役に立つんだ!ということをお伝えします。
・避難生活で体と心に変化(異常)が表れます。気をつけたい変化(異常)とは何か。
いち早く気づくポイントは? 平常時にも役立つ情報です。
2023年10月25日(水)14:30~16:00
会場 みんなのキッチン(横浜市都筑区茅ケ崎中央36-5 2階)
参加費 無料
講師 今川貞治さん
*この催しは、公益財団法人アイネット地域振興財団の助成を受けて実施します
講師紹介
今川貞治さん
一般社団法人カノンパートナーズ代表理事
一般企業の人事・総務部にて、長年、防災や被災後の復旧計画等を担当。その後、介護施設長として高齢者に特化した防災対策を行ってきた。
現在は、シニア層を対象に、体力・筋力アップや日常生活での動作改善を中心に「健幸アップ体操教室」を開催している。みんなのキッチンでも、第2・4水曜に体操教室を開催。