このレポートは、都筑区の市民ライター養成講座を受講したライター鈴木麻衣子さんが担当しました
2025年8月8日開催 会場 みんなのキッチン
蝉の声が大きく響き渡る8月上旬、午前中早くから夏休みイベント「パンじいちゃんとピザを作ろう」が行われた。この企画では、小学4~6年生とパンじいちゃんが都筑野菜を使ったピザづくりに挑戦する。そこに、ボランティアの中学生3人もお手伝いに加わった。小学生とパンじいちゃん、お手紙弁当スタッフで一つのチームを作り、8チームでそれぞれピザ作りを楽しんだ。
三角巾、マスク、エプロン、名札をつけ手を洗って、チームごとに席についてスタンバイ。
計量して生地をこねる
140gに測った小麦粉をボウルに入れて水などと混ぜる。ある程度固まったら、台の上でこねる。手袋をしてみんな真剣な表情で手を動かす。時々パンじいちゃんが見本を見せてくれる。約20分、力を入れてこねる。


一次発酵へ
しっかりこねた生地を丸めてボウルに戻し、ラップをして発酵器に入れる。
発酵させるまでの時間を使って、地産地消の話を聞く。

地産地消とは何か? 知っている人はいる?
話の途中にクイズがあり、正解した人はプチトマトぎっしり袋がもらえる。真剣なまなざしで聞き入る小学生たち。

横浜市は農地が広く、農業人口は少ない。カタツムリはホウレンソウより小松菜を好むのはなぜ? など興味深い話を聞いた。
成形、トッピング
発酵を終えると、成形だ。薄く大きく丸く伸ばして、整ったらトマトソースを塗る。そしてトッピング。玉ねぎのスライス、サラミ、ピーマン、チーズ。自分たちのピザとわかる特徴を出して、きれいに盛りつけたら、鉄板に乗せる。
あとは焼くだけ、安心した子どもたちの表情が緩む。出来上がりが楽しみだ。

少し休憩、しそジュースをいただく。さっぱりとして香りがよい。パンじいさんがしその枝をもってきて説明していた。
焼成
250℃に予熱したオーブンで生地を15分焼く。
その間、小学生とパンじいちゃんの交流、自由にいろんな話が聞けて楽しそうな雰囲気。
厨房の中では、中学生が真剣な表情でなにやら話を聞いていた。
出来上がり、試食
焼きあがる2分前に元のテーブルに集まる。運ばれてきたピザを眺めて、おいしそう!

切り分けて「いただきます!」うれしそうにパクパク、おいしいと言いながらあっという間に食べきった。
感想発表
「人生で初めて作って食べました。おいしかった」
「手が汚れて最初はちょっと嫌だったけど、作って食べたらおいしいし良かった」など、みんな満足そうな笑顔。
片づけは中学生が進んでやってくれました。ありがとう。
今回は、イッツコムや都筑区役所、タウンニュースなどの取材も入り、多くの人に見守られながら時々質問されながらのイベント。夏休みの楽しい思い出になりますように。