1回目は家事代行を仕事にするヒント
■2017年5月24日(水) 13時~15時
会場:みんなのキッチン
協力:●ダスキンあざみ野支店 ●株式会社ジョブキング カジトク事業部
ロクマル就業スクールは、雇う側がロクマル世代にどんなことを望んでいるのかを知り、自身の家事力をどのように生かし仕事につなげていくかを知るための場。やりたい仕事に出会うきっかけを作ります。一方でロクマルの思いを企業へ伝える場でもあります。
高齢化や共働きの増加を背景に、急速にニーズが増えている家事支援サービス。そんな家事支援企業で働いてみたい、興味があるという方にむけた講座。自分の家事力が仕事として通用するのか?独り立ちするまでのサポートー体制は?お客様宅に出向く際の心構えや注意点は・・・企業から現場の話を直に聞けるまたとない機会!質問にも丁寧に答えて頂きました。
お客様が望むやり方を尊重し、自分の家事を押し付けないこと(ダスキンあざみ野支店)
時間を買っていただく仕事。お客様の要望をしっかり聞き自分の家事を押し付けないことが大事。介護保険でまかなえない分、年配者の依頼が多く「娘世代のスタッフがくると若返る」と喜ばれることも多いとのこと。留守宅を訪問することが多いので信頼関係が大切。もともとの相性はあるが、まずは相手がどんなことを望んでいるのかを把握し、仕事の速さや雰囲気についても期待に沿ったサービスを提供することが肝心なのだと思いました。
スタッフの経験を共有しあい交流も(カジトク)
仕事としての心構えは、きちんとしたマナーを身につけていること。お客様に感動を与えるサービスを提供すること。スキル向上のため、マナー研修を行ったり、顧客満足度アンケートを実施。コーディネーターから改善点のアドバイスも。そのほか、スタッフ同士の情報交換を行うため月1回の定期研修を実施。出社せず直行直帰という勤務体制のため、コミュニケーションをとりながら仕事を続けられるのは、大きな安心感や仕事への意欲につながると思います。
今回の取材で、家事代行サービスではコミュニケーション能力と柔軟性が求められているのだと思いました。マナーをわきまえ、お客様の要望をしっかり聞き取ること。そしてお客様の要望にそったやり方で柔軟に対応することが大切。また仕事を円滑に行うため雇用主への「報告」「連絡」「相談」といった意思の疎通も重要だと感じました。
スタッフ同士や雇用主と情報を共有しあうことでお客様へ最適なサービスが行えるのだと思います。
(レポート:ライター養成スクール受講生 kojima)