小学生食堂で交流
小学生が調理からおもてなしまで全部やっちゃいました!
厚焼き玉子選手権や農家による里芋のお話と調理デモなど、地場の食材をおいしく食べながら多世代が交流するロクマルみんなの食堂。今回はなんと小学生が食堂を丸ごと運営してお客様をおもてなし。空手の大瀧塾に通う園児・小学生12人がチャレンジしました。
奮闘ぶりを写真でご紹介
厨房では、ママやパパ、ロクマルボランティアによるサポートを受けながら調理。
開店時間の11時30分にはチキンカレーとサラダとアツアツスープを完成させました。
朝採れの都筑野菜を提供してくれたのは農家の井上さん。
会場担当は、お手製のウエルカムカードや外に張り出すポスターづくり。なかなか上手なもんです。
子どもたちの一番人気は、ホールでのおもてなし。こぼさぬようそろそろと。「いらっしゃいませ」もしっかり言えています。「おいしいよ」「へえーやるもんだね」口々にお客様に声を掛けられて少し照れ照れ。
外ではランチの声掛け。「小学生がやってるの? 行ってみよう」と多くの方が来てくださいました。
おそい食事を済ませた後、感想を発表
「自分たちが作ったものを食べてもらえてうれしかった」
「人参の皮を手を切らずむけてうれしかった」
「宣伝をするのがおもしろかった」などなど。
さらに「ごはんとルーのバランス学んだ」
「早くよそってしまった。冷めてしまう。待つことの大切さ学んだ」など、深〜い感想も。
大人からは
「親でもなく友達でもない人と接する経験ができてよかった」
「案外頼りになると知った。おうちでもやってみてね」
「食材が調理され、食べてもらうまでを経験できてよかった」
塾長の大瀧さんは
「「店員さん」になり「お客さん」というコトバを使った初めての経験。お客さんの気持ちになれたし、みんなのお父さんお母さんが、今日のように懸命に働いて、学校や習い事に行かせてくれていることに気づいたと思う。成長につながるいい経験でした」
食堂運営を通して知るたくさんのこと。学校や家庭では体験できないこと。「子どもたちが変わったように思います」と大瀧さん。
調理もおもてなしもバッチリ! いつもながら子どもたちの能力の高さに驚かされます。子どもたちを温かく見守ってくださった地域の皆さん、ありがとうございました。