冬野菜たっぷりの芋煮汁がつなぐ人の輪

芋煮フェスティバル厨房

12月6日(水)11時30分~14時
みんなのキッチンにて

「芋煮汁をみんなで作ってみんなで食べよう」の呼びかけに集まった人、総勢12人。
50食の芋煮ランチセットを作りました。一般のお客様が来店する前に、井上農園園主・井上さんの話を聞きながら一足先に試食会。開店後は、次々やってくるお客様に召し上がっていただき、みごと50食を完売しました。

初めて会った人同士、芋煮汁50食完成に向けてみごとなチームプレー

厨房の様子

芋煮汁の調理から参加したのは、野菜を提供してくれた井上さんはじめ、井上さんの農園を手伝っている人、これからレストランを開業予定の人、みんなのキッチンでランチを作っている人など。

おおまかなレシピに沿って担当を振る、野菜を切る、サラダを人数分盛り付けるなどの役割を、それぞれが分かち合って、料理ができあがっていきました。
50食分のランチセットづくりに向かって、気持ちも一つに仕事が進んでいく様は、さながらオーケストラの演奏のよう。

芋煮汁をみんなでいただきます!

試食会

ランチの準備が無事終わったところで、みんなで試食会。
農家井上さんが、スライドもまじえながら野菜や農園について語ってくれました。
営農だけでなく、農業で地域貢献したいと願う井上さん。農園に近い東京横浜ドイツ学園の子どもたちに、苗の植え付けや収穫体験を通して農業の楽しさを伝えています。
「野菜の名前くらいはドイツ語で言えるように勉強しましたよ」

ランチのお客様も芋煮でお出迎え

芋煮ランチセット

お肉も野菜もどっさり入ったアツアツ芋煮汁、ご飯にはとれたて大根の葉で菜飯に。サニーレタスとリンゴのサラダ、さつまいものサラダの2種。
芋煮フェスティバルということで、特別にワンコイン(500円)ランチです。

地元の皆さんの協力に感謝!

ランチの助っ人

地元で開かれる男の料理教室に顔を出しているSさん。コック姿が決まっています!
芋煮フェス後のランチも、マイ包丁持参で手伝ってくれました。
「っらっしゃい!!」と元気な声が響いて、お客さんとのコミュニケーションもばっちり。盛付けはとっても丁寧。ランチで出会ったら声をかけてくださいね。

焼き菓子販売

フランス、ドイツの焼き菓子を販売するYさん。安心な手作りの味を大切にしています。この日は特別に、お芋を使ったお菓子をたくさん用意してもらいました。

ワイン販売

ワインをにこやかに振る舞ってくれた二人は、わいわいワインのHさんMさん。
芋煮汁に合うよう、日本のワインを用意してくれました。
みんなのキッチンで、定期的にワイン講座を開いています。ランチに来たお客様にワインをおすすめする体験は貴重だったそうで、来年はワイン講座の日に自分たちでもランチを開くことを決意されました!

地場野菜の魅力を地域の人に届ける「ロクマルみんなの食堂」は、たくさんの地元の方の協力でできあがっています。