●2019年5月30日(木)学び直し塾選択科目B
講師は、就職支援施設での経験豊富な、窪田圭子氏
再就職の実情を知ろう
18歳から60歳までの労働層の人口だけでは労働力が不足し、高齢者や特に女性の再就職に力を入れています。
シニアを雇用対象にしている、または対象にする可能性のある企業は77%。
特に都市部、サービス業での需要が高まっています。
一方、採用に際しての不安要素として、本人や家族の健康状態、PC操作能力が挙げられ、非正規雇用が75%ほどになっているのが実情です。(2016年内各府)
職探しは自分を知ることから
自分の思いをかなえる職を求めながらも、今の自分とマッチングさせていくことが大事。
職種や時間、場所などの労働条件では、働き始めてからの生活のリズムや家族への役割までを考えます。
夢中になれたことは何か、あまり苦労せずにできることは何か、これまでの仕事で耐えられたことは何かなど、自分を振り返ってみます。
さらに、働くことで大切に思うポイントは何かを考えましょう。
信頼、達成感、収入、自分らしく働く、雇用の安定、プライベートの充実、責任、チャレンジなど。
具体的に書き出すことで、もやもやとした不安を解消していく手掛かりになります。
働き先を探す
求人情報誌を求人情報を一人で理解しようとせず、家族や仲間、就労支援施設で意見を聞くこともよいでしょう。
- ハローワーク
- 横浜市就職サポートセンター
- 横浜しごと支援センター
- 港北区生きがい就労支援スポット
- シニア・ジョブスタイルかながわ
家庭に入っている時間が長いと、収入がないことで能力を伸ばせていないと思いがちですが、子育てや地域活動の中でコミュニケーション力、社会性を培っていることも多いもの。
自分を知る、自分を引っぱり出すことが、就職への“カギ ” になります。