〈10:30~12:30〉求人タイム&企業のトークタイム
(出入り自由)
〈12:30~13:30〉ランチ付き交流会
会場:アートフォーラムあざみ野 セミナールーム
主催:みんなのキッチン(日本ロクマルガールズ協会)
共催:(公財)横浜市男女共同参画推進協会
後援:横浜市経済局
今年も折り返し点を過ぎてすでに7月、就活の後半戦です。今回の求人サミット第2弾は昨年を超える来場者数で大賑わい。みんなで手応えを感じました。
ロクマル世代の社会経験に期待する企業が集結。求人・協賛ブースが設けられた会場は、男女年代を問わず・出入り自由という気楽さからかロクマルたちの熱気があふれていました。お勧めはロクマル名物のサポートプログラム「求人各社のトークタイム&交流会」。求人側と語り合い仲間で情報交換ができた今、自分に合う仕事が見つかりそうです。
ロクマル世代に期待する職種はさまざま
働きやすい立地条件の企業のブースでは担当スタッフがていねいに対応。パンフレットやチラシ、商品サンプルも充実していて安心感がありました。
求人内容
・学習教室の指導・運営
・福祉施設の生活支援・介護補助
・リフォーム業務・就労支援
・家事代行・生活支援
・保育・調理清掃補助、園バス運転
・施設の給食・宅配サービス
・療養型病院の当直・事務
・商品配達
・市民農園の運営補助
・イベント企画運営・事務営業・調理
・セミナー講師
16社の求人ブースで働き方を探る
これまでに培った経験を生かし、あるいは、これからはできなかった新たな仕事にチャレンジしたい。そんなロクマルの選択肢が広がりました。
1.株式会社学研エデュケーショナル
教室の指導・運営(個人事業主)。
2.セントケア神奈川株式会社
入浴・介護介助、家事支援、移動介助、看護助手、調理。
3.株式会社センスプロジェクト
リフォーム事業、DIY&クラフト事業、鍼灸訪問マッサージ事業。
4.株式会社フォー・リーフ
個人宅での家事支援。掃除、調理。
5.ねこの手メイドサービス
お客様宅にて家事全般(掃除、料理、話し相手、付き添い)。
6.NPO法人もあなキッズ自然楽校
土曜日の給食やおやつの調理。保育室の清掃。保育補助。
7.株式会社シーケーフーヅ
高齢者住宅での食事作りと配膳(今回は朝の募集のみ)。
8.医療法人社団元気会横浜病院
当直:病院内事務所にて電話対応、夜間見回り、事務。
9.社会福祉法人あすみ福祉会茶々かきのきだい保育園
保育補助、環境設定(保育室の掃除、保育の準備等)。
10.社会福祉法人グリーン
知的障害者グループホームでの生活支援:入浴・家事補助。
11.株式会社ケー・エス・エフ・サービス
乳製品等の社用車での配達。
12.株式会社アグリメディア
野菜作りのサポート、アドバイス。農園環境の維持管理。
13.みんなのキッチン
事務・営業ほか。パソコン操作必須。
14.NPO法人W.Coれもんばーむ/NPO法人W.Co円(まどか)
有料老人ホームで入居者の食事づくりと付随する事務作業。
15.ふじさんデイサービス
看護師、体操などの機能訓練、送迎ドライバー、介護士。
16.株式会社あんざいセレモマイホール
セミナー講師(エンディングノート、相続などの終活テーマほか)。
5社の協賛ブースで新情報をゲットする
ロクマル世代のための住まい、資産、健康の相談など。商品展示やデモンストレーションのコーナーが設けられていました。
1.ジューテックホーム株式会社
シニア世代のためのリフォーム相談。
2.株式会社クレア
ロクマル世代のための不動産・相続の相談。
3.野村不動産ライフ&スポーツ株式会社 メガロス市ケ尾
健康アドバイス、カウンセリング。
4.合同会社gatto
富良野移住者用シェアハウスの紹介。
5.ノエビア新横浜販売株式会社
ロクマル世代をキレイに若々しく、ワンポイントアドバイス。
企業のトークタイムで仕事事情を深める
トークコーナーでは多くの企業担当者が会社説明会を開催し、経験がない人でも安心して始められるサポートの充実を強調していました。質問も出やすいアットホームなトークタイムが好評でした。
求人ブース待ちの皆さんにインタビュー
参加の動機は? 関心のあるジャンルや仕事内容はありましたか
・企業トークを聞きたい。
・スキルを活かした仕事がしたいが職種が少ないという男性。
・勇気が出ないが企業見学をするつもり。自分にできるかどうか。
・経験したことがない仕事もいいな。
・趣味や能力を生かしてこれまでとは違った新しい仕事を楽しみたい。
・これからはもっと人と接する仕事をしたい。
ロクマル男性の想い描く60歳代からの働き方
生涯現役と張り切る男性も多く見かけました。長年のサラリーマン生活をリタイアし、スキルには自信がありプライドも十分のように見受けられます。が、今までの経歴に執着せずに新たな一歩を踏み出す勇気も必要かもしれません。
印象に残ったロクマルの心のうち
・同年代は仕事してるのかな。気になるわ。
・自分では仕事を探せない。適職は何かも思いつかない。体力も心配。
・個人宅の家事代行もたいへんそう。何かを届けて帰ってくるような気楽な仕事がいい。気を使いたくない。
・60歳後半では年齢的に絶望的かなと不安。
求人・協賛ブースのスタッフさんにインタビュー
60代だからこの仕事は無理と決めつけず、まずは求人ブースへどうぞと言いたいそうです。年代を絞った求人ですから思いがけない仕事に出会える確率は高いはず、さらに求人側とのコミュニケーションから働く場が見えてくることもとアドバイスをもらいました。
お替わり歓迎のランチタイム
みんなのキッチンの調理スタッフ手作りのからだ想いランチをいただきました。場が和むバイキング形式で、大皿のお料理が見る見るうちに減っていきました。
都筑の夏野菜を使ったロクマルランチ
・とうもろこしご飯…朝採れとうもろこしが甘い!
・タンドリーチキン…ヘルシーむね肉にスパイスが香る!
・ラタトゥイユ…黄色いズッキーニがキレイ!
・季節のサラダ ポン酢ドレッシング…レタスやキャベツがシャキシャキ!
・ほうじ茶寒天 黒蜜かけ…ほどよい甘さの和風デザート!
ランチのあとのロクマル交流会
企業スタッフからの一言
シニア世代の就労支援に力を注いでいる企業や、75歳の女性も働いていますよといううれしいコメントをもらいました。
ロクマルメンバーからの一言
新聞でイベントを知りどんな企業が来るか興味があったと語る、50代から70代前半までの幅広い年代の参加者です。男女比はおよそ1:3。求人サミットの開催については、職種をもっと広げて頻繁に開催してほしいという要望がありました。
・活気のある楽しい雰囲気。勉強になり活力をもらった。
・生涯現役で今も青春という男性。社会とつながりたい。
・刺激をもらった。人生の選択肢があることがわかった。
・子育て後は自分のために生きたいと働くチャンスを見つけに来た。
・向き不向きが見えてきたので、直接来てよかった。
・人にもまれる仕事を探してみたい。
・仕事を諦めていたが刺激になった。
・これからの歩む方向を迷っている。道しるべになりそう。
・夫婦で参加。今の仕事でいいのか考える機会を得て参考になった。
・地域で働くことを再認識した男性。
・思いもかけない企業の話が聞けた。
・年齢制限を設け人生経験がある人材を大切にしない社会に怒り。
・そろそろ週3勤務かなと70歳代の男性。
テレビで今回の求人サミットが紹介される
開催当日、夜の首都圏ニュース(NHKテレビ)でサミットの様子が放映されました。開場時から撮影・取材スタッフがスタンバイ。参加者もインタビューに応じていました。シニア層が健康でいつまでも働く今の時代、生き甲斐づくりとして「仕事を楽しむ生き方」に関心がもたれていると感じました。
◇◇◇
ロクマル世代は仕事を通して社会とつながりたいと真剣に考える年代と改めて感じました。働く目的はさまざまですが、つい周りをを意識してしまうことありませんか? 同年代は今何してる? 結構気になるものですが、貴重な自分の時間をどう活かすか、仕事というツールで何を得たいのか、個々人で異なる価値観を大切にしていきたいですね。60代からは人や地域に役立つ働き方を! アクティブでエネルギッシュなロクマルでありたいと思います。